ショットの種類について

スピンショット

ストライカーに回転をかけるショットで、最も基本となるショットです。スピンショットの特徴はパックにストライカーが当たった際止まるということです。ポケットぎりぎりに位置するパックを狙う際、勢い余ってストライカーまで入ってしまうことがありますが、ストライカーに回転がかかっていた場合それを防ぐことができます

スピンショットは指を斜めもしくは真横にしてストライカーを弾きます。コツとしては、なるべく弾く指とストライカーを近づけ、側面をこするように打ちます。

プッシュアウトショット

指をやや立ててストライカーを押し出すように強く打つ、無回転のショットです。相手のパックを場外に弾きだしたい時や、勢いを弱めることなく、跳ね返りを利用してパックを入れたい時に有効です。

相手側のポケットの近くに自分のパックがあるもののその手前に敵のパックがある場合、このショットで手前のパックに当てると、そのパックが当たった勢いで押し出すように自分のパックを落としてくれます。

シザースショット

人差し指と中指を使って打つショットです。

利き手と逆の手を使って打たなければ落とせないようなところにパックがある場合、このショットが有効です。

ロブショット

ストライカーを浮かすショットです。人差し指でも打てますが、中指を使って打った方が浮きます。「平べったい円筒のストライカーが浮くのか」と思われるかもしれませんが、すくい上げようという気持ちで下部分を打つと浮きます。

狙いたいパックやジャックが積み重ねられたパックの上部分に置かれている場合、このショットが有効です。

跳ね返りを活かしたショットについて

パックを入れたいポケットの近くに相手のパックがある場合

この場合、直接ストライカーをパックに当ててポケットに入れようとすると、相手のパックを入れてしまう可能性があります。そこで使えるのがサイドの跳ね返りを活かしたショットです。このシーンでは奥の辺にはね返らせてパックを入れるのが有効です

次の動画も似たような状況ですが、今回はパックがフィールドの中央付近にあり、邪魔なパックがなくともポケットに入れるのが難しいです。

この場合、パックにストライカーを一度直接当ててはね返らせるショットが有効です。これをバンクショットといい、カロムにおいてゲームの終盤に有効なショットです。

サイドにあるパックについて

サイド際にあるパックは、一度サイドに当てるつもりで打つ方が簡単です。上の写真のように、パックを直接狙いにいくと、左側の赤点部分に当ててしまい、パックが黄色矢印の方向に進みポケットに入らない可能性があり、直接当てて入れるにはオレンジで示したわずかな部分にストライカーを当てる必要があります。

そこで、下の写真で示したように、サイドのオレンジの線部分のどこかに当てるという気持ちで打てば、跳ね返りパックに当たり、高い確率でポケットに落ちます。精度の許容範囲が広いためショットのズレが許され、精神的にも一瞬気を緩めることが出来ます。

戦術について

カロムはいかに自陣に自分のパックを寄せることができるかが勝負の鍵となって来ます。

自陣にパックを寄せることで、ゲームの後半にパックを落としやすいことはもちろん、相手のショットの邪魔をすることができます。

ゲームが開始されると、まず奥の辺にストライカーをはね返らせてパックを手前に寄せていきます。中盤に差し掛かると、できるだけ「遠くのパック」を落とすことをお勧めします。ゲームの終盤、ミスが許されない時にパックが相手側にあると、相手側のポケット2つのどっちかにパックを落とさなければならず、ポケット際に相手のパックがあり一緒に落としてしまったり、単純にショットをミスしてしまう確率が高いです。

場合に応じて、様々なショットを使い分けることも重要です。

下に参考動画を載せておきます。